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西谷マルシェ参戦しますよぉ(第667回)

西谷マルシェ

2年前、盛況のうちに幕を閉じ、次回開催が直ぐに熱望されたイベントが再び福井で開催されます。

前回のマルシェ出品情報はこちらから


第1回目西谷マルシェの模様を書き綴ったブログはこちらから

第2回目、11月12日にペルシュが参加させていただくにあたり、普段店頭ではできない事、前回のマルシェに参加させてもらった際、感じとった事を踏まえ、全てのアイテムではないのですが、紹介したいと思います。



マルシェのコンセプトはカジュアルなミニマム。基本はやはり、その場で購入いただいたフードやドリンク、または手前どものお菓子を片手に… というのが理想。
いつまでに食べないといけないとか、持ち歩きのストレスとかは考慮せずに、コレがいいなぁっていう、純粋な欲求を満たせられるようにしたいですね。



そしてそして、ペルシュでイラストレートをデザインしてくれている、sao氏も当日参加。お菓子以外にもキュートなアートワーク(手づくり一点モノ)が並ぶ予定です!


鯖江でイラストや工作を楽しく作っている岸塚さおりです。(ペルシュさんではスティックケーキなどのパッケージデザインをさせていただいています♡)



今回、西谷マルシェでお届けするのは「陶器風手作りブローチ」です。モチーフは動物・ケーキ・花などなど。石塑(せきそ)ねんどでできているので、とっても軽い!かばんやお洋服のワンポイントにどうぞ☆
美味しいスィーツとほのぼのブローチで心ウッキウキになってください。


ペルシュブースを一層賑やかにしてくれることは間違いなさそうです。




それではお待たせしております。
気になる当日メニューをチラ見せ




ごろごろ木の実とキャラメルのタルト

胡桃、アーモンド、ヘーゼルナッツを、バターと生クリームたっぷりのヌガーに絡めてオーブンでこんがり焼き上げました。



ヌガーははちみつたっぷり、香りもスイートで濃厚。ローストしたナッツはほぼホールの状態で、オレンジピールをアクセントに加えて焼き上げるのです。


オーブン炉内でキャラメリゼされたタルト。
試食してくれたペルシュスタッフたちの声は


おいひぃ~(美味しい)

との意見でした。



西郷栗のマロンパイ

趣味的要素200%、せっかくの機会にお目見えさせよう。
そんな思いでの登場です。

栗はやはり西郷村の剥き栗をスチームオーブンで処理します。90度で50分程度。



米飴、きび砂糖、グラニュー糖、水でシロップを作ります。
鍋に入れて一煮立ちさせたら、剥き栗を入れて、シロップが沸かないように注意しながら20分ほど煮込みます。



蓋を閉めて、密閉状態で室温まで冷まします。(一晩休ませる)。厚手の鍋だと保温性にも優れ、シロップがゆっくり栗に入っていくのです。



2日目。再び鍋を火にかけ温めます。やはり沸かないように注意しながらです。栗はもちろん、シロップの雑味も出るため注意します。



再び冷まし、シロップの糖度を見ながら好みの甘みに仕上げます。なお、シロップの糖度が高くなるにつれて、どろりとした粘度のある状態になるのです。




マロンクリームの仕込みは、モンブランで使用しているペーストを使用します。
カスタードクリームを加えて、少量のクレームダマンドも合わせます。



液状の生クリームを注ぎ入れて完成です。
バニラ、リキュールは加えず、栗の風味や旨みを追及するのです。



型に敷き込んだパイ生地の中に、マロンクリームを絞り出して、栗を丸ごとひと粒乗せて焼き上げます。



おいひぃ~(美味しい)



やはり同様のコメントをスタッフさん達よりいただきました。
ただし、試作を重ねてわかった事なのですが、栗本来の美味しさをダイレクトに伝えるならば、グラニュー糖、水飴で炊き上げたマロングラッセがフィットするようです。



左から、米飴で炊いたもの、グラニュー糖のもの、右は生栗。

卵、小麦粉などの副素材が多くなる場合には、麦芽糖の旨味の効いたマロングラッセ、米飴ときび砂糖入りの物が、そのポテンシャルを発揮するようですね。




二色アマンドの伽羅缶+マカロンショコラ

キャラメル掛けしたアーモンドに、オーソドックスなブラックチョコレートコーティングと、ブロンドチョコレートと海塩のブレンドコーティング。

ミニ檸檬ケイクと貝殻マドレーヌ


ひとくちサイズのマドレーヌと、レモンチョコレートで仕上げたレモンパウンドのアソート。


これぞミニマム。小さな缶に詰められたマドレーヌとレモンケーキのサイズ感が伝わりにくいのが残念です。

多くを語ることは当日の楽しみを奪いかねないので、この辺りで止めておきますね…




西谷マルシェ、詳細情報はこちらからです。ぜひチェックしてみてください!

当日に向けて、準備を続けていきます。皆様のお越しをお待ちしておりますね!
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Emma×Perruche ベリーダンスとスイーツコラボ vol.2(第652回)



そもそも何故ベリーダンスとスイーツをいっときにコラボさせたのか?

その答えを探すように、互いに思いの丈を力の限り表現した。そういった思い入れを持って臨んだ今回のイベントだったわけですが



今年度は、ペルシュタイムズ紙面上で表現したいことのメインテーマとして発信する側、受け取る側。
このことについては、イベント前にアップしたブログでも書き留めています。こちらをタップしてページ移行します

31名ものゲストのみなさま、プラスcanal press ヨシダ、そしてEmmaさんの妹さんも当日音響や身の回りのお手伝いなどと奔走していただきまして。畳のふた部屋分の小さなスペースであったかもしれないにせよ、自分たちの伝えたいことが少なからず出来たようにも思います。



まぁ、こうしてEmmaさんの協力のもと、皆さんを巻き込むことにもならなければ、こうやってスイーツと被写体としての「受け手」という構図で収まったのでしょうね。


あ、ちなみに手元に写っているのが、今回プレゼントさせていただいたエジプシャンなスイーツなんです。ベールを模したホワイトチョコレートで全体を覆っています

それは一旦さておいて、ダンスを介して表現をされたことについてなのですが

Emmaさんの演舞の中で登場した小物(サーベルや杖のようなもの)について、特に聞くこともなかったのですが、きっとそれぞれにキチンとした意味合いがあるのであろうことは想像できたにせよ、あえて聞くこともありませんでした。
何よりも聴衆の皆さん老若男女、すべてを引き込むことのできる表現のスタイルとして、ベリーダンスという自分自身が磨き上げられたスタイルで魅了する。ということ。そしてそれを自分の近い距離感で一緒に楽しませる。笑顔にできる

ヒトを楽しませる。それはまさにペルシュタイムズの対談でお互いが大切にしていることの共通点でもあった、おおきなテーマ。
ボクも自分の仕上げた誕生日ケーキを、直接お祝いの場に持って行き、同じ時間を共有するという貴重な体験をさせていただいたわけなのです。




Emmaさんが慕われているんだな。ってしみじみわかるイラストだったり。当日のアンケート用紙に描いてくれていたものだそうで。すごくヒトとの距離感が近い。そんな魅力を放つ女性なんだと思いました。



3Sです。新たな気づき。発見。そしてEmmaさんから感じ取った光を糧に、伝えるべきを。自分の表現したいことを。またその機会に恵まれるのであれば、また是非ご一緒に。との約束を交わして。






Lost as I may be
All in the fog of my own noise and triviality
Grant, Holy Mother, grant me clarity
I am standing on the edge of forever... forever...

One among infinity
Witnessing the majesty
Calm in this humility
Witnessing the majesty
Hope as far as one can see
Witnessing the majesty [x3]
Standing on the edge of forever

Blessed that be in
Is reawakening
Grant, Holy Mother and my deathly slumber
To stand fearless on the edge of forever... forever...

One among infinity
Witnessing the majesty
Calm in this humility
Witnessing the majesty
Hope as far as one can see
Witnessing the majesty [x6]
Standing on the edge of forever

Hope as far
As one can see
As one can see







壮大な自然は自分に明晰さを与えてくれる。
永遠の淵に立ってみる。

これがリクエストした曲の歌詞。特に印象深いセンテンスをピックアップしたのが、上記の言葉。
そして当日、この曲に合わせて舞っていただいた後に少し表現するということについて自分自身思うところを話しさせていただいたのいですが、内容を要約して紹介します。

歌詞というのは、すごく大まかでありつつも、真に伝えたいことを的確な単語で表現したりする。つまりそれって捉え方。解釈ひとつでいかようにも捉え方も感じ方も変わる。グランドキャニオンって日本人の言うところの富士山の立ち位置。要するに自然の恩恵を受けて生きてる。特にボク等の食に携わる職業にとって、一次産業の農業、酪農業とも深く関わる立場であればなおさらのこと。←ここまでは事前打ち合わせでEmmaさんに歌詞の内容としてお伝えしておいたこと。
Standing on the edge of forever
 永遠の淵に立つ。いろんな不条理であったりエゴであったり。まかり通らないことも多々あるけれども。それでも前に進むことを。歩みを止めるべきではないと感じる。




スポット越しに投影された影が不思議とそのように語りかけてきたように感じてしまったのも、解釈のひとつの幅のように感じられたのでまぁ、面白かったです(照)







The Pretty Reckless - Take Me Down (Official Music Video)

そういえば、こんな感じでやったらキャッチーなpv出してきたし。メイクがかろうじて現状維持。だけど自分がヴォーカリストとして楽しみたいんだろうな。って分かりやすく伝わるのでアリかも。
Emmaさんもいろんな表情があって。このtaylorもかなりのモンですなー。こんな器用に出来るわけないし。演者はすごいですw


Emma×Perruche ベリーダンスとスイーツコラボ vol.1(第651回)

11月10日(木)開催「ベリーダンスショーとスイーツを楽しむ秋の夜」

カラダひとつで、伝えたい、表現したいことを発信する、ダンサーEmmaさん。
食べるということを通じて、シアワセなキモチを提供する、ペルシュのスイーツたち。
それぞれが、ふだんから無意識のうちに表現している、発信というものを感じていただきながら、踊りとスイーツを堪能してもらえればと思います。

上記のテーマを掲げ、開催したイベントの報告です。



開演1時間半前、現地入り。
土間を上がった、畳の間でベリーを舞う。ということです。


踊れるスペースの確認のため、ほぼ時を同じく現地入りしたEmmaさん。入念なチェックを行います。

提供するお菓子は、ラボで組んだ状態で搬入。



今日のキッチンは、佇まいをそのまま反映したスペースで。やかんはここのものをお借りしてスタンバイ。それにしても相当量の水が入るやかん。なかなかお湯も沸かず、焦る。



町屋の雰囲気に寄り添い、ほうじ茶とムラングを。
ムラング=メレンゲ。低温のオーブンでじっくり乾燥焼きさせた、アーモンドパウダー入りのメレンゲには、マンゴーとパッションフルーツのコンフィ(ジャム)をサンドしてます。前日にこの作業をしておき、コンフィの水分をじっくりとムラングに移行させておきます。意外にもほうじ茶との相性もいいんです。このほうじ茶とムラング、この後に提供するコンセプトスイーツにも通ずるのでありました。




ショーのスタート!



夜の寒さも本格的になり、電気ヒーターをガンガンにつけていたことが災いとなり、Emmaさん登場後すぐにブレーカーが落ちる。。一旦中断。。



なんとかブレーカーの場所も突き止め、電気も復旧(^^;;
仕切り直しのスタート。ハプニングを物ともせず、舞が始まるとグイグイと全体の雰囲気は一気に吸い寄せられるように、食い入るように、観入っておられました。

1曲舞が終わると、早々に衣装替え。かなり慌ただしいスケジュールのようです( ˟ ⌑ ˟ )
その間、今回のイベントの趣旨を説明させていただきながら、ワタクシも軽く挨拶いたしました。


コンセプトスイーツの提供です。

詳細はココをタップしてくださいね

合わせる飲み物は、鳳慶種の紅茶、ユンナン。
そしてレッドローズペタル。



いろいろ試作、試飲を重ねて辿り着いたあじわいの紅茶です。
淹れたてはローズの香り。適温でユンナンのふくよかな味わい。室温まで冷めると甘みと再びローズのアロマが。ふだん冷蔵の状態で口にするお菓子。ここでは意図的なローズの香りを温かい紅茶と共に感じ取っていただく目論見。その前に口にしておいたマンゴーとパッションのコンフィの味わいもここでつながったりするわけです。

そうこうしてると、次の踊りが始まります。



ボクがリクエストした曲に合わせて。Emmaさんと事前に打ち合わせをさせていただいた際、何かお互いが共通するテーマを持ちませんか?と提案したところ、快諾頂いたのです。具体的には曲中の歌詞からテーマを伝えて。ベリーダンスのテンポと似つかわしくない曲で、ダメ元で言ったにこ関わらず(//∇//) ありがとうございました(//∇//) 歌詞からイメージを膨らませたテーマについては後ほど…

紅茶を淹れながらの慌ただしい作業をしてましたが、この踊り、ぜひ観てください!って言われたので、土間の端っこから固唾を飲んで見守りました。

こうやって表現するのかー。あー、ここでこう盛り上げて。あー、ここでベリーらしさを魅せるのか。なんて。彼女なりの解釈というか、表現の仕方。襖に映るシルエットがなんとも言えず、ココロを投影しているようにも感じました。

この曲、実は6分ほどある、長い曲で当初は短く編集する話もあったのですが、いざ本番を迎えたらフルコーラス舞っていただきました。なんと贅沢な。。

その後、この曲を選び、Emmaさんに舞っていただくまでの経緯についてもお話しさせていただき





最後はお腹いっぱいベリーのショーを。笑顔や笑い声が響き渡る、なんかすごく温かみのある楽しい演目。

ボクとEmmaさんで再度今日のショーを振り返り、トークセッション。


最後は観覧いただいた皆さんも交えて踊ったり



なんとEmmaさん、私が11月が誕生月だから、会場にいらしゃってる同じ11月生まれの方も巻き込んでサプライズバースデーのお祝いをしましょう!って提案が。

面白いですね!楽しそうだから是非やっちゃいましょう!



そんなわけで、ペルシュからのプレゼント用意してきました!
ローソクに火を灯し、Emmaさん含めて5名(確か…(^^;;)

ベリーダンスのアラブ系の曲調であるんですね。ハッピーバースデートゥーユー。って(//∇//)

ローソクの火を皆さんで
ふーって吹き消してました~
そんなわけで、予定していたよりも時間も押してしまいましたが、大盛り上がりのうちにイベントを終えることができました!ご参加の皆様。ありがとうございました。







今回リクエストした曲。ライブバージョンにて。

後編に続きます。

塩少々 (第649回)

魅せる



今回のペルシュタイムズで、実は一番思い入れのある。むしろ誌面を発刊してからにウエイトを置いた。そういうスタンスで臨んだ今回の企画
ベリーダンスショーとスイーツを楽しむ秋の夜
つまり、毎回こんなスイーツをつくりましたーってお写真を撮らせてもらって、ペルシュタイムズ誌面に掲載する。そこからより踏み込んだ企画としてベリーダンサー、emmaさんとは、今回の企画に賛同していただいた上での対談だったのですが、表現の仕方、在り方とは?についてお話をさせていただいたわけですが、ペルシュタイムズ誌面にて、その対談の大まかな内容は記載していただきました。

何故ダンサーとコラボ??






まぁ、そもそも発信することそのものがペルシュタイムズでやるべきことだという前提で、かつ、今年の大きなテーマは発信する側、受ける側のふたつの視点から、感じることをみなさん(読者)に感じ取ってもらおうではないか。だったのですが、今回はEmmaさん共々、発信をみなさんに受け取ってもらおう!といった流れになったわけです。

ボクは、表現したいこと、伝えたいということを、
お菓子を媒体にしてカタチにする。
一方、Emmaさんは、カラダひとつで伝えたいことを表現する。


これって似たような感じでありながらも全く違う表現方法。
今回、イチバンの見所は、同じテーマに沿いながらも、かなり違った表現スタイルを一時に感じ取れる時間を提供できそうだと思っています。


ちなみに簡単ですが、対談させていただいた中でちょっと印象的だった話と、またひとつ自分の中でリンクしていきそうな箇所があったりするので抜粋

Emmaさん
私は結構なおばぁちゃんっ子なので、何かと祖母と過ごす時間も多くて。おばぁちゃん、全然知らない、食べたこともない野菜を、「アレに似てるから、多分大丈夫」ってノリで、どんどんチャレンジというか、とりあえずやっちゃう。出来たもので結果オーライ。みたいな(笑)
感覚と感性を大事にする。何事にもチャレンジしてみよう。という姿勢がやっぱり大切なんだな。っていつも教えられます。


谷下
取り組む姿勢って大事というか、妙に説得力を求めてしまいがちな現代人。対して人生の先輩方って、とりあえずやってみないとわかんないじゃん。的なノリの部分で(テキトーではなくて、前向きな意識の高さ)取り組間れるんですよね。ククパみたいに、何の信ぴょう性もなく、しかもそれを疑うこともなく。でもボクが大切だと思っていることは、お料理でよく使われる、
塩少々。あれなんかイチバンテキトーに扱われてるけど、塩気って味わいとして感じる、最も重要な部分。くどい。しょっぱい。そこまで加えることはないにせよ、旨みを引き立たせる意味合いの少々と、味付けのための少々って相当な差が出る。そうおもいますけどね。


私の踊り自体は、エジプシャンがベースですが、最近は伝統的な枠組みからも進化して、新しいスタイルというのもどんどん確立されつつありますしね。そもそもベリーダンス自体、アメリカに渡ってからついたネーミングで、伝統的な観点からはズレてる。とも言えますし。。

枠組みのとらわれず、感じたものをカタチにしていく。表現の幅を越えていく。Emmaさんとのお話ではそのような印象を強く感じた、凛とした女性。
もちろん気負いなく楽しむ。楽しませる。彼女のプロ意識の高さにも好感が持てたわけです。





エジプシャンなイメージから、ピラミッド型というフォルム。そしてダンサーEmmaさんからインスピレーションを受けて、クレオパトラの愛したローズを取り入れた、限定スイーツをお楽しみください。
目の前で踊りをご覧いただく。ベリーダンスという、今までなじみのない方にも、よくご存知の方にも。なかなかめぐり逢うこともないであろうこの機会をお見逃しなく。ここで全てを魅せることは容易ですが、キャトルヌーベルラボで提供したスイーツでも同様に、事後報告にさせていただきますね。もちろん、この日のために考案したお菓子もこの日のためだけに。と、させていただきます。。




不思議の国のショコラ。2015年コンセプトチョコレートタップするとリンク飛びます。




ビストロショコラ。2016年コンセプトチョコレートでも、伝えるべくテーマを事細かにビジュアライズさせてみたり。いろんな試みを重ねて来ました同じくタップするとリンク飛びます。

伝えたいこと。むしろ表現したいことを体感していただく。今回の夜会はそんな企画がベースです。
ただ淡々とモノづくりに勤しむのもいいですが、せっかくのいただいた、賛同して協力をいただけるこの機会を大切に、より多くの方に楽しんでもらえたら。

会の詳細はコチラからご確認ください。






Fit For Rivals - "Crash"

キブンはイケイケーって感じではないですけど、貼ってみましたw




第635回 timeless comfort まとめ ディナーの部

最適な温度で食べるシュー生地とは? 


バター、ヘーゼルナッツオイル、小麦粉、卵。
これらの食材をふんだんに使っているにもかかわらず、なぜ餡子を包む「最中」程度の扱いなのか?
そもそも生地だけでも十分に美味しい、見過ごすどころかそれだけをしっかりと噛みしめていただきたい。つまり、シュー生地だけで召し上がっていただく。クリームのサンドは一切ない状態で、この生地の持ち合わせているポテンシャルを味わっていただきたい。

カスタードクリームの適温とは? プラリネは何度?

カスタードクリームは炊き上げてから一度冷やしたもの。柔らかくほぐしてから使用します。
プラリネはナッツのペーストなので、室温の方がより芳ばしい香りなどが引き立ちます。

意外にも相反するふたつの食材。どうしても冷蔵で販売せざるをえないクリームに対する投げかけの答え。

混ぜ込んだプラリネカスタードクリーム
あらかじめ同じ温度帯でストックされたクリーム(混ぜ合わせて置いてある)


表面にまぶしたプラリネカスタードクリーム
室温でストックしておいたプラリネパウダーにカスタードクリームを絞り出して、コロッケの衣のようにクリーム全体にまぶす。口で一番最初にプラリネの味わいを感じることができる。


今回は落花生の殻にも似た、2連のシュー生地に、それぞれのクリームをセット。


冷凍の状態でプラリネを感じる

アイスクリームの前衛的存在とも言える冷菓。
実のところ、高脂肪の生クリーム、卵黄、糖分。凍らせているのに口の中で溶けて広がる。口どけの速度軸。という部分では、すでに確立されている。と言えます。油脂分、糖分は凍りにくい。凍らない。という物性が有るからです。



口頭ですが、これらの説明をさせていただきました。


実際に召し上がっていただく際に、順番を指定する。というわずらわしさを押し付けてしましましたが。

そもそもテラコッタカラー1色。というのもかなりな冒険ですね。。





パリブレスト

リングシュー。としての呼び名としても名高い。それの起源は、自転車レースを記念して作られたお菓子として、その認知度はいまや語らずとも。と、言ったところでしょうか?

このお菓子が考案された当初は、シュー生地にアーモンドプラリネとバタークリームを合わせたクリームが挟まれていたそうだが、過酷なレースを行う選手たちに体力をつけてほしい。そういった思いも込められていたそう。



アーモンド、バター、ともに脂肪分が高く、古典的でクラシックなレシピに従えば、プラリネオゥブール。プラリネバタークリーム。と呼ばれ、バターを冷蔵することで冷え固まる性質を活かしたクリーム。と言えます。



最近では保形目的として利用された(冷蔵することで固まる)バターは、ゼラチンに置き換えられることがしばしば。

古典菓子。というのは、そのリッチな味わいが敬遠されがちだが、何かしら新しい新作を考案する際、基本に立ち返るとき、改めて古典的なレシピを忠実に再現して作ってみる。そしてそれを食べてみると、必ずその豊かな味わいに感動する。バターリッチなお菓子。というのは、むしろ一昔前のバタークリームのデコレーションケーキ。といえばいいのかもしれないです。

しかし、余剰に混ぜ込まれたバターは、素材の持つ本来の香り、旨味というのがぼやけてしまっているのも事実。もっぱらこのようなリッチなガトーにはキャフェ、エスプレッソ。などの温かい飲み物がごく当然のように振舞われてきたのかという印象です。

日本人が餡子を緑茶や番茶で愉しむのとは少し感覚が違う。甘みと苦みのコントラスト、つまり味わいにメリハリをつけて、それぞれの良さを引き立たせ合っている。間違った解釈かもしれないが、ボクなりの見解です。そうしてみてみると、明らかにコーヒーの方がお茶よりも味わいも香りも強い。キャフェオレを見てしまえば、牛乳の脂肪分がそこに含まれてしまっている。。

今回キャトルのミッションで最重要なのが、冷たい泡に合わせる。カフェタイムでは室温でも十分に口どけとして広がる味わい、そしてシャンパンを素材の一つとして取り入れたこと。
いかに冷たい飲み物に合わせるか、しかも相手はアルコールだから、その個性もはっきりと出てくるわけで。

ディナータイムでも、「口どけ」というのは当然考えるべきテーマだが、ようやくここでパリブレストが出てくる。
ナッツの香ばしさは何度で感じるのか?シュー生地は一体いつ食べるのが本当に美味しいのか?
ショウケースに並べて、味わいの構築を連想させるビジュアライズを施す。
華やかさは一切排除する。食材を丸裸にする。
白ワインならもっぱら11℃が適温。ベストで楽しめる温度。それならパリブレストの適温は?


ラボ。という一端を担わせていただく以上、自分に課題を課したいのです。
適温。ここに繋がりとして、口どけの「速度軸」というのが加わっていくのです。
Timeless comfortという、今回のテーマの真逆をいくのですが、砂時計をひっくり返したかのように解けていく味わいのさまを堪能していただきたい。そんな気概でありました。




パリブレストに時計の文字盤を当ててみる。
今回のイメージ全てを完結にビジュアライズさせた結果でしょうかね。

今回限りパリブレストの詳細はこちらからです


もちろんですが、ケイクシトロンヴェールこれもシャンパンらしい辛みはもちろんですが、その独特の食感はぽわんぽわんとしていて←冗談ではなく、コレが一番適切な表現w シャンパンのキメ細やかな泡をイメージしています。

デセールのプロモーション、投げかけ。というのが参加者さまにどう映ったかはわからないですが、このような機会を与えてくれる、この場はホントに素晴らしい空間。そう思っています。







‪ALESANA - Oh, How The Mighty Have Fallen (Official Lyric Video)‬

タイムトラベルがテーマなんだ。。曲の冒頭の時計の針の音も妙にハマったので、ツベ貼ります。
そういうコンセプトアルバムとして、annabel trilogy として。
かきたてられる。そういう作品です。


昼、夜、ともに私共、キャトルイベントに参加いただいた皆様。この場を借りて改めて御礼申し上げます。
そして毎回ボクは福井でこうやって異業種ですが、同じ「食」に携わるメンバーと仕事ができることに感謝しています。ありがとうございます*♬೨̣̥



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手づくり菓子工房 ペルシュ

Author:手づくり菓子工房 ペルシュ
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