第570回 バレンタインをパフュームから構築する
Project ALICE
from Alice in wonderland
この物語のオチを一言で言えば
「白昼夢」である。
物語の中で
時間、昼夜の描写はほぼ皆無であることが作者の狙いであるかどうかはさておき
あまりにも有名な話にもかかわらず
意外にも全貌を語れる人はいない。
何故なのか?
そもそも非現実的が懇々と描かれている不思議の世界。
老若男女問わず、描写のみが残像として記憶に刻まれている。
非日常に誘なう、ショコラの魔力に
記憶にとって重要な前頭葉に訴えかける、香りの情景が浮かんでくる。
ショコラを食べる。
という、行為は夢の中へといえば少々大げさかも知れないが
味覚を通じて、または噛みしめるといった咀嚼を通じて
感情は夢見心地
実態はリアリティの状態。
アロマを通じて、情景を思い描きながら世界観を感じる。
奇しくもセンセーショナルなショコラたち。
浅い眠りの中で
チャプターそれぞれにつながりのない。夢特有な状態。
起承転結を一切無視した特異な展開。
シチュエーションは外
屋外
夢を「狭間」と捉えれば、あまりにもぼんやりとしそうだが
敢えて言うなら
実態のないリアリティ。。。
記憶には必ずあるけど、なんだか、なんだったっけ?
、、、のような
捉えどころのない
印象のパフュームが全体を支配しているのだろうか?
そこで
chase
encounter
drink,or bite
conversation
a game
judgement
物語を6個のチャプターに振り分けて、自分なりに解体してみた
chase

追いかける。ウサギの穴に飛び込む場面。
退屈な毎日からの脱却。若しくは新しい始まりへの渇望。なのであろうか?
未知に飛び込む。ということは決して容易ではない。
encounter
いろいろな動物に遭遇するのだが、活路を切り開こうとする意欲
自身の二面性をコントロールする。あるいは動物が相手である、という前提で相手を見下す。とも見える。厭らしいような気がしてしまう。
drink or eat
少女が物語の中でその都度何かを飲んだり食べたりすることで、
自身の大きさを30cm~自在に変化させることがしばしば描写されている。
特に子どもであるが故に摂取するものがお菓子だとか、紅茶だとか、はたまた自身にとって未知なるものを体内に吸収することで変化するのか、それとも変身願望なのか?
今回の食というアプローチから考えれば
いちばんの見せ場なのかも知れない描写でもある。
conversation
会話。
そもそも動物との会話自体ありえないと言えばリアリストなのでそれまでなのだが、
自己主張と利己的な情景の描写が読み取れる。
会話のシーンの全体像としてもそんな印象が色濃く感じられる。
a game
panichement,罰則とも悩んだのだが、クリケットゲームにおいての秩序のなさ。
駆け引きのやり取り。不公正。よもやあざとさなんだろうか?
そして物語自体も徐々に視点を子どもの感情から、オトナと呼ばれる秩序の中へと誘いだしていることに気づく。
judgement
最後はなぜか裁判の場面なのだが、
やはりここでも不条理がまかり通ることに対しての苛立ちを描いたような気がしてならない。
薄っぺらい心情の変化は表裏一体とも汲み取れる。
それを敢えてトランプのカードに表現したのでは?
全体的に感じる印象は
これはそもそも子ども向けに描かれたストーリーなのかどうか。ということである。
若しくは
純粋な想いでこの物語を読み解けないオトナと呼ばれる読者への謎掛けに過ぎないのか。
いずれにしてもモヤモヤとした感情を植え付けられたのは間違いない。
このキャプションを基に
横山さんがセレクトしてくれたパフューム。

全体の印象…Nostalgie、懐古、追憶、胸がぎゅっとなる。瑞々しさの微塵もない乾いた香り。
chase…幼児性のぎりぎり残る危なっかしい香り。思春期みたいな。
encounter…混乱の香り。戸惑う、どちらか知りたいのに、見つけたいのに、決まらない。
drink,or bite…衝動。直球の欲を刺激する香り。
conversation…真実は(生の心は)裏に。な、香り。綺麗に見える→見せる。を既に知った後の人へ。
a game…動悸の香り。今、妖しさを目の前にして緊張している感じ。
Judgement…the End..........?の香り。輪廻。終わり≒始まり。全体の印象の香りへ繋がるような。
香水のブランド名を明かす事は出来ないのが残念ですが
上記のような意味合いを持つ
パフュームのセレクト。

ムエットに香を移していただきました。

ひとつひとつをていねいに説明していただきました

ヤチヤナギ
物語の冒頭、眠りに落ちて不思議お話しの世界に入っていったのは、辺りに生えていたこのヤチヤナギのせいだったとかなんとか。
このハーブの香りは眠りを誘うとかリラクゼーション効果があるらしく…
全体のイメージ~白昼夢~に合いそうだなと。
横山さんがいろいろ調べる中で見つけたそうです
ヤチヤナギについてのリンクです。コチラからどうぞ
のちに反映されることになります。この香をイメージしてショコラに仕上げることになりそうです。
あまりにも長い今回の旅?は一旦ここまでにします。
このキャプションを書き綴る中で
湧き上がったイメージはもっぱら
ホラーでもあるかと。
かろうじて白ウサギのチョコレートを画像で使用したぐらい(〃д〃)ww
こんなんで大丈夫か?
to be continued
from Alice in wonderland
この物語のオチを一言で言えば
「白昼夢」である。
物語の中で
時間、昼夜の描写はほぼ皆無であることが作者の狙いであるかどうかはさておき
あまりにも有名な話にもかかわらず
意外にも全貌を語れる人はいない。
何故なのか?
そもそも非現実的が懇々と描かれている不思議の世界。
老若男女問わず、描写のみが残像として記憶に刻まれている。
非日常に誘なう、ショコラの魔力に
記憶にとって重要な前頭葉に訴えかける、香りの情景が浮かんでくる。
ショコラを食べる。
という、行為は夢の中へといえば少々大げさかも知れないが
味覚を通じて、または噛みしめるといった咀嚼を通じて
感情は夢見心地
実態はリアリティの状態。
アロマを通じて、情景を思い描きながら世界観を感じる。
奇しくもセンセーショナルなショコラたち。
浅い眠りの中で
チャプターそれぞれにつながりのない。夢特有な状態。
起承転結を一切無視した特異な展開。
シチュエーションは外
屋外
夢を「狭間」と捉えれば、あまりにもぼんやりとしそうだが
敢えて言うなら
実態のないリアリティ。。。
記憶には必ずあるけど、なんだか、なんだったっけ?
、、、のような
捉えどころのない
印象のパフュームが全体を支配しているのだろうか?
そこで
chase
encounter
drink,or bite
conversation
a game
judgement
物語を6個のチャプターに振り分けて、自分なりに解体してみた
chase

追いかける。ウサギの穴に飛び込む場面。
退屈な毎日からの脱却。若しくは新しい始まりへの渇望。なのであろうか?
未知に飛び込む。ということは決して容易ではない。
encounter
いろいろな動物に遭遇するのだが、活路を切り開こうとする意欲
自身の二面性をコントロールする。あるいは動物が相手である、という前提で相手を見下す。とも見える。厭らしいような気がしてしまう。
drink or eat
少女が物語の中でその都度何かを飲んだり食べたりすることで、
自身の大きさを30cm~自在に変化させることがしばしば描写されている。
特に子どもであるが故に摂取するものがお菓子だとか、紅茶だとか、はたまた自身にとって未知なるものを体内に吸収することで変化するのか、それとも変身願望なのか?
今回の食というアプローチから考えれば
いちばんの見せ場なのかも知れない描写でもある。
conversation
会話。
そもそも動物との会話自体ありえないと言えばリアリストなのでそれまでなのだが、
自己主張と利己的な情景の描写が読み取れる。
会話のシーンの全体像としてもそんな印象が色濃く感じられる。
a game
panichement,罰則とも悩んだのだが、クリケットゲームにおいての秩序のなさ。
駆け引きのやり取り。不公正。よもやあざとさなんだろうか?
そして物語自体も徐々に視点を子どもの感情から、オトナと呼ばれる秩序の中へと誘いだしていることに気づく。
judgement
最後はなぜか裁判の場面なのだが、
やはりここでも不条理がまかり通ることに対しての苛立ちを描いたような気がしてならない。
薄っぺらい心情の変化は表裏一体とも汲み取れる。
それを敢えてトランプのカードに表現したのでは?
全体的に感じる印象は
これはそもそも子ども向けに描かれたストーリーなのかどうか。ということである。
若しくは
純粋な想いでこの物語を読み解けないオトナと呼ばれる読者への謎掛けに過ぎないのか。
いずれにしてもモヤモヤとした感情を植え付けられたのは間違いない。
このキャプションを基に
横山さんがセレクトしてくれたパフューム。

全体の印象…Nostalgie、懐古、追憶、胸がぎゅっとなる。瑞々しさの微塵もない乾いた香り。
chase…幼児性のぎりぎり残る危なっかしい香り。思春期みたいな。
encounter…混乱の香り。戸惑う、どちらか知りたいのに、見つけたいのに、決まらない。
drink,or bite…衝動。直球の欲を刺激する香り。
conversation…真実は(生の心は)裏に。な、香り。綺麗に見える→見せる。を既に知った後の人へ。
a game…動悸の香り。今、妖しさを目の前にして緊張している感じ。
Judgement…the End..........?の香り。輪廻。終わり≒始まり。全体の印象の香りへ繋がるような。
香水のブランド名を明かす事は出来ないのが残念ですが
上記のような意味合いを持つ
パフュームのセレクト。

ムエットに香を移していただきました。

ひとつひとつをていねいに説明していただきました

ヤチヤナギ
物語の冒頭、眠りに落ちて不思議お話しの世界に入っていったのは、辺りに生えていたこのヤチヤナギのせいだったとかなんとか。
このハーブの香りは眠りを誘うとかリラクゼーション効果があるらしく…
全体のイメージ~白昼夢~に合いそうだなと。
横山さんがいろいろ調べる中で見つけたそうです
ヤチヤナギについてのリンクです。コチラからどうぞ
のちに反映されることになります。この香をイメージしてショコラに仕上げることになりそうです。
あまりにも長い今回の旅?は一旦ここまでにします。
このキャプションを書き綴る中で
湧き上がったイメージはもっぱら
ホラーでもあるかと。
かろうじて白ウサギのチョコレートを画像で使用したぐらい(〃д〃)ww
こんなんで大丈夫か?
to be continued
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第569回 ’15年、チョコレートバレンタインに向けてのこと
parfume et café SILLAGE
香水カフェ
なんともまぁ、とんでもなくマニアックなカフェが有るもんだと。
第一印象から
ヲタなボクのココロをわしづかみにしたその場所に想いを馳せること暫く。
ひょんなことから、打ち合わせの待ち合わせ場所として
念願だったそこへ赴く機会に恵まれた。

香水が 「バーンっ」と前面に打ち出されているであろう妄想と裏腹に
なんとも居心地の良い空間。
店内を包み込むBGMからも、オーナーの方の年代、趣味などを計り知るためのひとつの要素が汲み取れた。
店内の奥に鎮座した、アンティーク調のガラスキャビネットの扉の奥
整然と行儀よく並べられたパフュームボトル。そしてボックス。

フランス語で書かれた香水の名前。
奇遇にも職業柄、フランス語を読み取る能力が多少なり備わっていると、こういうときは便利だ。
*野生の小麦
*アタシを捕まえて
特に目に留まるタイトルに気が漫ろになった。
香水に
小麦の香り?
かと思いきや、欲望を前面に押し出した感情的なタイトル?
思い切って訪ねた。
「ヲタなので、この香水の香りを知りたい」と。
最初は渋られたが、ヲタの熱意が伝わったのか、ひと通り試すことができた。
香水の調香師は、自分の感じた特別な情景を香りで再現するのだそう。
香水のブランド名をここでは詳しく明かせないのだが、想い描くストーリーをひとつのカタチとして再現する。
自分の掲げてきた、「コンセプトのあるお菓子づくり」
ピッタリとフィットする。香水の世界に興味深々になった。
日を改め、再び訪れた、自分にとって既に欠かすことのできない「其処」で
思い切って言った。もちろん自分がどういう仕事に携わっているかを明かして。
「香水の世界観をショコラとリンクさせて、来年のバレンタインに向けたコンセプトショコラを作製したいです。是非ともお力添えお願いいたします」
オーナー、横山さんは快諾してくれた。
ちなみに
何故香水を ヒトは纏うのであろうか?
こう答えてくれた。
香水をつけるとは、、、
なぜ、ヒトは香りをまとうのか、、、
香水は、
『罠』だと考えてます。
香りのアイテムは巷に数々出てきていますが
香水は誰かの為に使う、誰かに何かを伝える(仕掛ける)為の行為だと考えていて
日頃お客様にも香水を扱う時に意識してもらいたい点だと伝えています。
なぜ、ヒトは香りをまとうのか、
『なぜ、"その人"の香り(匂い)に惹かれるのか』
だと考えてます。
対象の人、状況があって
嗅がれてしまう意識を、がっちり持ってて無意識にまとう。かな
嗅覚とは
ヒトにとってはあまり発達していない器官とも言われているそうだ。
ただ、本能的に ( instinct、直感とも意味する) 脳裏に記憶として焼きつくそれとして
嗅覚は非常に大切な役割を果たすそうだ。
想い出を呼び覚ます、あの時聴いていた音楽同様、香りの記憶も記憶をフラッシュバックさせる要因の一つだとすれば、どうしても取り入れたいテーマ。
食と香りをリンクさせるのは容易ではないが、選んだテーマにポピュラーな普遍性を持たせるとどうなるか?
不思議の国の、、、

あまりにも有名なお話を、文章だけで
敢えて強く印象に残る、ビジュアル。というものを取っ払って読んでみる。
これが今回のコンセプトショコラのprologue。
いわば、ChapterZERO。
ちなみに、今回のブログはコラム風に投稿したつもりです(๑¯̆ ᴈ¯̆๑)w
福井県在住ながら、県内外、海外にも活躍の場を広げ活動されている方から頂いた連載コラムにインスパイアされて書き綴ってみました ٩(ˊᗜˋ*)و
ZERO。
まぁ、ZEROですねーw
お菓子の画像、一個も出てこなかったけど?
大丈夫か?
to be continued
香水カフェ
なんともまぁ、とんでもなくマニアックなカフェが有るもんだと。
第一印象から
ヲタなボクのココロをわしづかみにしたその場所に想いを馳せること暫く。
ひょんなことから、打ち合わせの待ち合わせ場所として
念願だったそこへ赴く機会に恵まれた。

香水が 「バーンっ」と前面に打ち出されているであろう妄想と裏腹に
なんとも居心地の良い空間。
店内を包み込むBGMからも、オーナーの方の年代、趣味などを計り知るためのひとつの要素が汲み取れた。
店内の奥に鎮座した、アンティーク調のガラスキャビネットの扉の奥
整然と行儀よく並べられたパフュームボトル。そしてボックス。

フランス語で書かれた香水の名前。
奇遇にも職業柄、フランス語を読み取る能力が多少なり備わっていると、こういうときは便利だ。
*野生の小麦
*アタシを捕まえて
特に目に留まるタイトルに気が漫ろになった。
香水に
小麦の香り?
かと思いきや、欲望を前面に押し出した感情的なタイトル?
思い切って訪ねた。
「ヲタなので、この香水の香りを知りたい」と。
最初は渋られたが、ヲタの熱意が伝わったのか、ひと通り試すことができた。
香水の調香師は、自分の感じた特別な情景を香りで再現するのだそう。
香水のブランド名をここでは詳しく明かせないのだが、想い描くストーリーをひとつのカタチとして再現する。
自分の掲げてきた、「コンセプトのあるお菓子づくり」
ピッタリとフィットする。香水の世界に興味深々になった。
日を改め、再び訪れた、自分にとって既に欠かすことのできない「其処」で
思い切って言った。もちろん自分がどういう仕事に携わっているかを明かして。
「香水の世界観をショコラとリンクさせて、来年のバレンタインに向けたコンセプトショコラを作製したいです。是非ともお力添えお願いいたします」
オーナー、横山さんは快諾してくれた。
ちなみに
何故香水を ヒトは纏うのであろうか?
こう答えてくれた。
香水をつけるとは、、、
なぜ、ヒトは香りをまとうのか、、、
香水は、
『罠』だと考えてます。
香りのアイテムは巷に数々出てきていますが
香水は誰かの為に使う、誰かに何かを伝える(仕掛ける)為の行為だと考えていて
日頃お客様にも香水を扱う時に意識してもらいたい点だと伝えています。
なぜ、ヒトは香りをまとうのか、
『なぜ、"その人"の香り(匂い)に惹かれるのか』
だと考えてます。
対象の人、状況があって
嗅がれてしまう意識を、がっちり持ってて無意識にまとう。かな
嗅覚とは
ヒトにとってはあまり発達していない器官とも言われているそうだ。
ただ、本能的に ( instinct、直感とも意味する) 脳裏に記憶として焼きつくそれとして
嗅覚は非常に大切な役割を果たすそうだ。
想い出を呼び覚ます、あの時聴いていた音楽同様、香りの記憶も記憶をフラッシュバックさせる要因の一つだとすれば、どうしても取り入れたいテーマ。
食と香りをリンクさせるのは容易ではないが、選んだテーマにポピュラーな普遍性を持たせるとどうなるか?
不思議の国の、、、

あまりにも有名なお話を、文章だけで
敢えて強く印象に残る、ビジュアル。というものを取っ払って読んでみる。
これが今回のコンセプトショコラのprologue。
いわば、ChapterZERO。
ちなみに、今回のブログはコラム風に投稿したつもりです(๑¯̆ ᴈ¯̆๑)w
福井県在住ながら、県内外、海外にも活躍の場を広げ活動されている方から頂いた連載コラムにインスパイアされて書き綴ってみました ٩(ˊᗜˋ*)و
ZERO。
まぁ、ZEROですねーw
お菓子の画像、一個も出てこなかったけど?
大丈夫か?
to be continued
第568回 酸味のこと
ここのところ、新作のケーキをつくるときに意識している事が
「酸味」
いろいろと試作してみて
食べてみて
お菓子ですから当然甘いのですが、そこにほのかに感じられる「酸味」というのが、ひとつのキモと思えるようになってきたのです。

北海道から取り寄せた洋梨。
特に、真ん中のバラード種の洋梨はさわやかな甘みのあとに、すっきりとした酸味のトーンが広がります( ´͈ ᗨ `͈ )◞♡⃛

フレッシュの洋梨のタルトでは、ただいま「バラード種」、キャラメルポワレには「ラフランス」、2種類の洋梨で構成してます ٩(ˊᗜˋ*)و
そうこうしてるうちに、手元の在庫もなくなってしまいそうですけど(´・ω・`;)

キャラメルソテーしたバナナに、仕上げとして加える酸味はパッションフルーツのジュース。
レモンのようなとがった酸味というよりは、甘みの感じられる酸味。バナナのまったりとした甘さに輪郭をつくる役割ですね( •̀ㅂ•́)و

チョコレートプリン ガーデナー
バナナをグラスの底に添えてあります。

キャラメルポワール
洋梨のババロア、キャラメル風味のミルクチョコレートムースで構成されてますが、ここで使用したチョコレートは、ミルクタイプではめずらしい、酸味のある味わいのチョコレートを用いてます。
単一品種のカカオビーンではないですが、トレーサビリティーのカカオ豆、「アルンガ」で仕込んでます。
実際のところチョコレートと「酸」の相性は悪く、特にミルクチョコレート、ホワイトチョコレートに含まれている粉乳と「酸」が反応することによって、口どけがザラついたり(╥Д╥ )
「乳」と「酸」
相性悪いので、仕込みの際は気をつけないといけないんです。
それをうまくまとめてお菓子に仕上げていくのがボクたちの仕事なんですけどね(๑¯̆ ᴈ¯̆๑)w

そういえば
国産のいちごが届きましたヽ(≧▽≦)ノ
ヤタ───ヽ(〃∀〃)ノ───♪
恋の香
ほのかな酸味があり、個人的には大のお気に入りです◝(๑⃙⃘′ᗨ˂̶๑⃙⃘)◞♡
よくよく考えれば
いちごのショートケーキも、ほのかに甘酸っぱいいちごがベストマッチですよね。
改めて、ケーキの美味しさって
酸味と甘みのバランスが取れたものほど美味しく感じられる、当たり前の事。といってしまったら少々乱暴です。

とか言いながら
いちごタルトの画像貼ってしまいました(〃д〃)笑
なんだかんだ、いちごのお菓子って神ですよね( •̀ㅂ•́)و
いちごのお菓子、ぼちぼち登場してきますよヽ(≧▽≦)ノ
Stone sour
ホント、今回は安直に、「サワー」→酸っぱい。だけですね(* ̄∀ ̄)笑
これといったオチもなく、グダグダな投稿、お許しくださいね(〃д〃)
「酸味」
いろいろと試作してみて
食べてみて
お菓子ですから当然甘いのですが、そこにほのかに感じられる「酸味」というのが、ひとつのキモと思えるようになってきたのです。

北海道から取り寄せた洋梨。
特に、真ん中のバラード種の洋梨はさわやかな甘みのあとに、すっきりとした酸味のトーンが広がります( ´͈ ᗨ `͈ )◞♡⃛

フレッシュの洋梨のタルトでは、ただいま「バラード種」、キャラメルポワレには「ラフランス」、2種類の洋梨で構成してます ٩(ˊᗜˋ*)و
そうこうしてるうちに、手元の在庫もなくなってしまいそうですけど(´・ω・`;)

キャラメルソテーしたバナナに、仕上げとして加える酸味はパッションフルーツのジュース。
レモンのようなとがった酸味というよりは、甘みの感じられる酸味。バナナのまったりとした甘さに輪郭をつくる役割ですね( •̀ㅂ•́)و

チョコレートプリン ガーデナー
バナナをグラスの底に添えてあります。

キャラメルポワール
洋梨のババロア、キャラメル風味のミルクチョコレートムースで構成されてますが、ここで使用したチョコレートは、ミルクタイプではめずらしい、酸味のある味わいのチョコレートを用いてます。
単一品種のカカオビーンではないですが、トレーサビリティーのカカオ豆、「アルンガ」で仕込んでます。
実際のところチョコレートと「酸」の相性は悪く、特にミルクチョコレート、ホワイトチョコレートに含まれている粉乳と「酸」が反応することによって、口どけがザラついたり(╥Д╥ )
「乳」と「酸」
相性悪いので、仕込みの際は気をつけないといけないんです。
それをうまくまとめてお菓子に仕上げていくのがボクたちの仕事なんですけどね(๑¯̆ ᴈ¯̆๑)w

そういえば
国産のいちごが届きましたヽ(≧▽≦)ノ
ヤタ───ヽ(〃∀〃)ノ───♪
恋の香
ほのかな酸味があり、個人的には大のお気に入りです◝(๑⃙⃘′ᗨ˂̶๑⃙⃘)◞♡
よくよく考えれば
いちごのショートケーキも、ほのかに甘酸っぱいいちごがベストマッチですよね。
改めて、ケーキの美味しさって
酸味と甘みのバランスが取れたものほど美味しく感じられる、当たり前の事。といってしまったら少々乱暴です。

とか言いながら
いちごタルトの画像貼ってしまいました(〃д〃)笑
なんだかんだ、いちごのお菓子って神ですよね( •̀ㅂ•́)و
いちごのお菓子、ぼちぼち登場してきますよヽ(≧▽≦)ノ
Stone sour
ホント、今回は安直に、「サワー」→酸っぱい。だけですね(* ̄∀ ̄)笑
これといったオチもなく、グダグダな投稿、お許しくださいね(〃д〃)
第567回 ガーデナー オブ

チョコレートプリン "ガーデナー"
ガーデナー。→gardener。ここでは農園主を指す言葉としてご理解くださいね(๑>◡<๑)
ようやく手元に届いた、待ち望んだショコラが!
ショコランテ・ガーデナー・オブ・チョコレート
ちなみにこのチョコレートについてはちらっと以前のブログで触れました。こちらからご確認くださいね
とにかく生産地でチョコレートの製造までが行われている、一貫生産がまた素晴らしいです୧( ⁼̴̀ᐜ⁼̴́)૭

カカオの未来のために。の取り組み

「カカオ・トレース」とは、将来にわたってカカオからチョコレートまでを安定して供給することを目的としたサステナビリティ・プログラム。
カカオのトレーサビリティ、品質向上、生産者支援の3つの要素から構成され、「ショコランテ・ガーデナー・オブ・チョコレート」はこれを採用しています。
このプログラムでは、すべてのカカオ豆のロットにトレース番号を付けて、チョコレートに至るまでの工程を管理(カカオのトレーサビリティ)。
さらに生産者向けのカカオ栽培方法のトレーニングを実施しています(生産者支援)。
これらにより品質が安定し、単位当たりの収穫量も増大(品質向上)。生産者の利益向上へとつながっているのです。
ここ最近、ずっとブログでテーマに掲げている「食の在り方と未来」を具現化している内容‧˚₊*̥(* ⁰̷̴͈꒨⁰̷̴͈)‧˚₊*̥
西郷の栗や
長野の果実や木の実や
地元福井の食材の数々も
強いてはバターも
農業のスキルとしては間違いなく高い、日本に於いて、欠けているとすれば
モチベーションを上げるために我々消費者がどう在るべきか?
も大切なプロモートだと思ってしまうのは自分だけでしょうか?
こんな素晴らしいコンセプトのショコラを
使わないわけにはいかないですよね!
肝心のお味は
トリニタリオ種カカオ、フルーティな酸味、カカオの苦味はキチンとありますが、決して嫌みのない、重厚さも兼ね備えているチョコレートです୧( ⁼̴̀ᐜ⁼̴́)૭
これからの季節にピッタリな、カカオ分62%のダーククーベルチュールです。
なぜプリンかというと、
どんな世代にも楽しんでもらえるであろう。という想いからです(˶‾᷄ ⁻̫ ‾᷅˵)
チョコレートプリンの詳細はホームページでご確認くださいね。こちらからどうぞ!

ショコラクラッシックレゾネ
秋冬の定番メニューとなったガトーショコラについてはこちらからどうぞ~

カカオの苦味がハッキリと印象に残る、ペルー産トリニタリオ種のシングルビーンチョコレートと、ブレンデッドのベルギー産ブラックチョコレートのミックスと豆乳のガナッシュ。
ここでも、ガーデナーのチョコレートを採用予定です。もちろん、ペルー産ブラックチョコレートとのコンビネーションで、よりしっかりとしたチョコレートの味わいを表現する予定です ٩(ˊᗜˋ*)و

卵黄を合わせてよりしっかりとした乳化を。
卵黄の量は少なめです。

色合いとしては薄めなカカオパウダーも当然オーガニックです( ⁼̴̶̤̀ω⁼̴̶̤́ )

メレンゲとガナッシュ。
カカオパウダーと混ぜ合わせて、オーブンで焼き上げ焼きあがるガトーショコラクラッシックレゾネ。

ボク自身、期待度大ですヽ(≧▽≦)ノ
休み明け早々に、二種類のトリニタリオ種カカオのチョコレートで焼き上げるクラッシックレゾネ。
乞うご期待(๑•̀ㅂ•́)و✧
高級な食材を使う。
これとは似て非な
食材を大切に使う。
自身でエネルギーを生み出せない我々にとって、あまりにも無意識なそれを根本から見直す。
むしろ、お菓子が非日常な「ハッピー」を摂取できることであればなおさらだと思います。
all around me
あたりまえだからこそ
より大切に感じてみたいものです*\(^o^)/*