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第596回 子どもお菓子教室

今日、7月26日(日)は子ども限定のお菓子教室でした✩°̥࿐୨୧


教室の受講料の支払いから子どもさん自身の手で

今日の内容はスポンジのデコレーション



ハンドミキサーを使って、玉子を泡立てる。
年長さんぐらいの小さな子どもさんにとっては恐らく初めての経験だと思います。
オトナにとっては大したことなくても、子どもにとっては重労働。





小さなカラダで奮闘中(•̀ᴗ•́)و ̑̑

姉妹での参加も。さすがお姉ちゃんですね(⸝⸝˃̶͈ ૢ ૢ˂̶͈⸝⸝)



ふるった小麦粉を加えて、ダマにならないように



なかなか上手な手つきですね~





スポンジケーキがオーブンに入ってる間に、自分の名前をチョコレートプレートに書いて_φ(・_・

パイピング。普段ボク達が使うもので実践してもらいました。

意外に難しい作業に苦戦( º口º )〣



いよいよデコレーションに୧⍢⃝୨⚑゛

オトナもコドモもケーキが出来上がっていくデモンストレーションを見るのは興味深々のようですね~*♬೨̣̥



デモンストレーションで出来上がったケーキの試食ŧ‹"ŧ‹"꒰๑˘ㅂ˘๑꒱ŧ‹"ŧ‹"

美味しく食べてもらえてうれしいですね(⸝⸝˃̶͈ ૢ ૢ˂̶͈⸝⸝)












みんな頑張りましたー୧⍢⃝୨⚑゛









緊張した面持ちも、出来上がったケーキと、上手にできた安堵感でしょうか?
最後はみんな笑顔で無事時間内に終了しました✩°̥࿐୨୧





子どもさん自身の手でひとつのことをやり遂げる。
失敗などは関係なく ( みんな大成功でした!) ひとつのことに意欲的に取り組んでいただくことが今回のテーマでしたので。

うれしいことに、教室の後でお預かりした子どもさんのおかあ様より

「ウチの子どもが楽しそうに今日の話をしてくれました」

との声をいただきました( ˃̶̤̀◡˂̶̤́ )

夏休みの思い出づくりのお手伝いになったのであれば本望ですね




プロが教えるスポンジケーキ&デコレーションのつくり方


ちなみに今回の内容はこちらの動画からも(•̀ᴗ•́)و ̑̑

レシピはこちらからご覧いただけますよ


来週のカップケーキ教室もお楽しみに~*♬೨̣̥




















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第595回 お菓子教室 フルーツタルトの巻

お菓子教室開催しました



今回はフルーツタルト(•̀ᴗ•́)و ̑̑

すごく暑い室温での作業だったので、タルト生地のパートシュクレを延ばす作業はデモのみ(^^;;

デモンストレーション。などと言いながら若干グダグダ感ありましたけど(ΦдΦ)

あらかじめ伸ばしておいた生地を参加の生徒さんにお渡しして、型に敷き込んでいただき

アーモンドクリーム (クレームダマンド) の実践に。

アーモンドクリーム。と呼ばれる言われとして、焼成生地でありながら小麦粉の配合は少なめでみっちりとソフトな食感であるということ。

アーモンドクリームは加える玉子の量も多めなので、バターと合わせる際に必要な乳化作業を怠らないこと。

家庭用のオーブンで焼く場合は、あらかじめタルト生地をから焼きしておいてからアーモンドクリームを絞り入れて焼成すれば、タルトにもしっかりと火が通って。アーモンドクリームの表面の焦げも解消できたりとか。


。。。

さーせん(ΦдΦ)

画像が。お見せする画像が。。無いんです(ΦдΦ)







皆さまの作業風景です( •̀∀•́ )b



タルトの焼成の間にはカスタードクリームも実践していただきましたよ~(≧∇≦)

これも画像がないです(ΦдΦ) さーせん







生徒さんの作品(⸝⸝˃̶͈ ૢ ૢ˂̶͈⸝⸝)



私めのˉ̶̡̭̭( ˭̵̵̵̵͈́ ꇴ ˭̵̵̵͈̀ )ˉ̶̡̭̭



そんなこんなで無事終了しました⌢⌓̈⃝⌢ ͔⌔̎⃝ ͕ ⸌◦̈⃝⸍ ◡̈⃝ ᵋ̈⃝͚

フルーツカットについて、教室で実践したものを少々❤︎




マンゴ、ライチ

マンゴは繊維質がうっとうしいので注意して。お魚みたいに3枚におろして
ライチも今の時期だけ❤︎ ふたつに切ってから種を取り除いてどうぞ



キウイ

芯のところを切り落とさずに、くるりと回せば外せますよ~٩̋(ˊ•͈ ꇴ •͈ˋ)و
繊維に沿って縦方向に皮を剥いてくださいね




パイナップルって、結構乱雑に扱われがちですけど( •̆ ·̭ •̆ )
皮を切り落として、点々に成ってる種部分をキレイにくり抜いて使います(•̀ᴗ•́)و ̑̑



りんご
立体感が出るのでお気に入りです( ˃̶̤̀◡˂̶̤́ )



いちじく
これからもうしばらくすると、露地物が出てきますね、楽しみです( ૢ⁼̴̤̆ ꇴ ⁼̴̤̆ ૢ)~ෆ



地元福井県産のアンデスメロンはデッシャーでくり抜いて使います❤︎




柑橘は皮剥きをナイフで( •̀∀•́ )b

こんな感じで、いろいろ繊維の方向とか皮の厚みに沿って切ったりなどを実践しましたよ




次回はカップケーキを作製します˖°˚₊*୧⃛(๑⃙⃘⁼̴̀⁻̫ ⁼̴́๑⃙⃘)୨⃛*₊˚ ご参加お待ち申し上げます~❤︎





もも꒳ᵃ꒳ᵃ꒳ᵃ~(๑°ᗨૢ°๑)♡ もも~꒳ᵃ꒳ᵃ꒳ᵃ~(๑°ᗨૢ°๑)♡



桃の湯むきの実践も( •̀∀•́ )b
そんな白桃で季節のデコレーション、セゾンも好評販売ちうぅ(⸝⸝˃̶͈ ૢ ૢ˂̶͈⸝⸝)ww






第594回 N'es pas table


それでは、前回の記事を読んでいただいた前提で日曜日に開催されたイベントのまとめに٩̋(ˊ•͈ ꇴ •͈ˋ)و



イルヴァビヤン、熊谷シェフ







その他もろもろ。。꒳ᵃ꒳ᵃ꒳ᵃ~(๑°ᗨૢ°๑)♡



エルマノ、河野シェフ






パエリヤ、夏野菜に鰯を組み合わせて(⸝⸝˃̶͈ ૢ ૢ˂̶͈⸝⸝)



ソムリエ、木嶋氏



完璧すぎる裏付けに基づく説明。ワインとお料理の相性の良い組み合わせの提案( •̀ㅂ•́)و









ライブキッチン。ということがひとつのテーマだったので



自身のお料理はもちろんのこと、いろいろな仕上げの作業を見届けたり、手伝ったり



出来上がったお料理は各自で取りに来ていただき、「セミビュッフェ」スタイルの提供に


お料理の詳しい解説は割愛させてくださいね。。

それでは、ボクのプレゼンを

というのも、ライブキッチン。という名目で、お料理を楽しみながらつくりて自らが想いを語る。
当然のことなんですが、実際に現場に立ってそれをすることってかなり難しいことです。食べながら話を聞いてもらって、舌と耳で同時に理解すること。むしろ新鮮味も感じていただけたのかもしれませんね

今回のお料理のテーマが夏野菜を愉しむお料理という事だったので、デセール担当としてはどうしようか?などと思いつつも、木嶋さんからの投げかけに応えるカタチで、ワインとのペアリング。というコンセプトを打ち立てた、第2章に流れ込むことに至りました( •̀ㅂ•́)و




お客様のテーブルをジャックしてのクレームパティシエールショコラの炊き上げの実演


ワインとのペアリング。ということを踏まえて、組み合わせたのが

GEWURZTRAMINER SONNENGLANZ 2012 JEAN LOUIS TRAPET

ゲヴェルツトラミネール。トップノートに感じるライチのアロマ。
ボディノートからノートエンドにかけてのミネラルをそれぞれ解体したうえでのデセールのプレゼンを



ワンスプーンで表現しました

トップノートにはライチのアロマ因子に共通の、グレープフルーツを組み合わせたジュレを口に運んでいただき、ゲヴェルツトラミネールのトップノートの印象を与えます



ワンスプーンで組み合わせた食材をデセールに仕立てて、実食してもらいました

アニスの香りを漂わせるタヒチバニラの香りは、ゲヴェルツトラミネールの持つほんのりとしたスパイシーなアロマを再現するためのセレクト。フルーツ感が突出しない様に、ホワイトチョコレートを取り入れて、次のデセールに臨んでいただけるように。という意味合いも込めて

もうひとつのワンスプーンで組み合わせた食材はチョコレートとトマト

トマトジュレを仕込んだ際のトマトポワレとチョコレートジュレを一緒に口に運んでいただきました( •̀ㅂ•́)و

ココではテロワールを意識したペアリング。

土壌、ワインの用語ではおなじみの、葡萄の成育環境を示す言葉ですが、ココで示すテロワールは、トマトの原産地でもあるペルー、そこに酸味とカカオの苦味が特徴のペルー産シングルビーンチョコレートを組み合わせました。

トマトは今流行りのフルーツトマトではなくて、トマトらしさの味わいが感じられる、アンデスの高地で厳しい環境に耐えて育った。そんなイメージのトマトをセレクト。



エクレールショコラを召し上がっていただき、ゲヴェルツトラミネールを味わっていただく。

ペアリングの定義であったりだとか、ワインのノートの変化であったりだとか。

ロジカルな説明を交えて、食していただく事で、ワインの愉しみが増したり。

お菓子に野菜を取り入れる事が奇をてらうことではない。といったことに繋がったり。




メキシコ料理がスキなボク自身が、森のバター、アボカドを取り入れて創作したチーズケーキ

ペアリング。ということに於いては、共通のアロマ因子を持つ食材同士を組み合わせたレシピ構成ですね

おなじみのケーキで、満足感イコール安心感を感じてもらえれば。そんなキモチを込めての提供でした˖°˚₊*୧⃛(๑⃙⃘⁼̴̀⁻̫ ⁼̴́๑⃙⃘)୨⃛*₊˚



参加いただいた皆さまとの集合写真✩°̥࿐୨୧

食べることでココロも豊かに。

ボク達食の世界に携わるニンゲンにとっては責務。もしかしたら押し付けがましいことなのかもしれません。でも、それをなぁなぁにしたくない。キチンと伝えるべきことが、キッチンから表立って発せられないのも不公平なのかも。

共感共有。というのは一体感があって初めて生まれることだと思います。成果を期待することよりも、共感共有していただける方々に感謝しながら、どれだけのことを今後発信していけるのか?
今後の展開にも、活動にも大きな指針を示してくれたイベントでした( ˃̶̤̀◡˂̶̤́ )

第593回 nés pas table イベントで提供したデセールの解説






エクアドル産オーガニックココアバターとタヒチバニラのなめらかショコラ、ライチとグレープフルーツのエマージェンス




ムースライチ



ライチピューレを温め、コーンスターチでとろみをつけて



イタリアンメレンゲとホイップクリームと合わせて、軽い口どけのふんわりとしたムースに。



型に絞り出して冷やし固めておきます



ホワイトチョコレートのなめらかショコラ




アニスの香りが特徴の、タヒチ産バニラの香りを抽出した牛乳



オーガニックチョコレートブランド、KAOKAのホワイトチョコレートに注ぎ入れます。
エクアドル産カカオ豆のカカオバターのフローラルな香りが特徴。甘みのキレも特徴のひとつです。



分離のピークを迎えて



つややかな、乳化状態に仕上げます。このプロセスをキチンと踏むことで、チョコレート本来の味わいが存分に楽しめる、欠かすことのできない重要な工程です。



乳化をさせたガナッシュに液状のフレッシュクリームを注ぎ入れて、冷蔵で一晩寝かせて結晶化を安定させます。

カップになめらかショコラを流し入れ、ムースライチをセット。さらにその上にグレープフルーツジュースとジン、グラニュー糖とペクチンを加えて炊き上げたソースパンプルムースをかけて完成です。


ペルーのテロワール valrhona、ILLANKAで仕上げたエクレールショコラ、フルーツトマトのジュレを添えて






トマトを調理する







一見、ミディトマトのようですが大玉トマトにストレスを与えて栽培した「りんか」という品種。
越前市、名城ファームさんで栽培された粒選りを湯むきして、低糖度のシロップに入れます。



60℃程度をキープした状態でゆっくりと時間をかけてトマトに火を通していきます。



20分ほど煮出した状態



トマトのエキスが浸透したシロップはほんのり黄色を帯びてますが、クリアな色合い。60℃程度をキープして炊き上げることでアクも出ずに、トマトの香りとエキスの効いたシロップを抽出できるのです



エクレール ショコラ

生地の仕込みでまずは牛乳、水、バターと塩を火にかけ



沸騰したら、ふるっておいた小麦粉、カカオパウダーを加えて、一気に混ぜ合わせます



生地がまとまったら軽く炒めて水分を飛ばし、少しづつ玉子を加えて生地を完成させます



生地の仕上がり。小麦粉の練り具合、水分の飛ばし方に応じて加える玉子の量の調整が必要とされる、シビアな生地です。エクレア用の場合は少し固めに調整します





クレームパティシエールショコラ

炊き上げたカスタードクリームと、ペルー産ブラックチョコレートを混ぜ合わせてチョコレートのカスタードクリームを



キレイな乳化状態になるように合わせて、ホイップクリームと合わせます。



焼き上げたエクレア生地にはテンパリングしたチョコレートをコーティング



トマトのエキスを抽出したジュースにピューレを混ぜ合わせて、カラギナンベースのつるんとした喉ごしのジュレに仕上げます。



クリームパティシエールショコラを絞り出して、トマトジュレをセットして仕上げたエクレールの完成です。同じペルー育ちの食材を組み合わせた意欲的な作品です。



ワカモレをイメージしてスフレタイプのチーズケーキをメインに据えて。一緒に食べてみてください

マンハッタンチーズケーキ、ワカモレをオマージュして
ドミニカンカカオのホワイトチョコレートとアボカドのディップを濃厚なチーズスフレと共に





foodpairingツリー。という食材の持つ共通のアロマ因子を組み合わせて作製したオリジナルチーズケーキ。


アボカドを加えることで、お菓子である。という概念を、奇をてらうことなく昇華できた一品。4nouvelle laboという舞台でいよいよお披露目することができました。laboという名のもと自分の創作が発表できることに感謝です。




作製をまとめた動画です。よろしければご覧くださいませ

そして、イベントの成り行きは次回に続く。ということで(⸝⸝˃̶͈ ૢ ૢ˂̶͈⸝⸝)ww





第592回 お菓子教室特別編

こんな野菜を知ってますか?


マコモダケ
たけのこを優しくしたような適度の食感と、ほのかな甘味、ヤングコーンのような香りがある。くせがなく、さっと茹でたり、グリル焼き、炒めものにも向いているほか、新鮮なものは生食してもおいしい。細かく刻んで餃子、ハンバーグ、チャーハンなどに用いることもできる。

日本ではマコモダケから採取した黒穂菌の胞子をマコモズミと呼び、お歯黒、眉墨、漆器の顔料などに用いられてきた。


マコモについてご存知の方がどの程度いらっしゃるのかボクには見当もつかないですけど、コレを使ってお菓子をつくってほしい。なんて依頼が来ました







越前町子曽原、司辻さんが栽培しているマコモ。

なんでもマコモには水質浄化作用に優れているらしく、「川の上流からの水質、土壌改善こそが大切だ」という想いを基に栽培を始めたそうです。

土壌のインフラ。とでもいったところでしょうか?とにかくマコモに対しての認知度を高めるためにも、微力ながら協力したい。なんて想いを芽生えまして。

新聞記事としても掲載されています。コチラをクリックしてください

そんなお話を聞いて、どうしてもベストなプロモーション、自分の想いの丈も上乗せしたお菓子教室を開催しました(•̀ᴗ•́)و ̑̑



そんなわけで毎年恒例にもなった、野菜をテーマに取り組む野菜ソムリエコミュニティーとのコラボ企画のひとコマをお伝えしますね





野菜ソムリエコミュニティーさんは先に農地見学で、マコモの栽培現場に伺ってきてからの教室スタートでした

教室では3品を披露

先ずは夏野菜の代表格、トマトをケーキに(⸝⸝˃̶͈ ૢ ૢ˂̶͈⸝⸝)



シフォンケーキを焼きました❤︎ お菓子教室ですからね、実際につくってもみないと\(°∀° )/





デモではオリーブオイル、オレンジのゼスト、刻んだバジルを少々加えて、相性の良い組み合わせ「ペアリング」を意識してみました(•̀ᴗ•́)و ̑̑



それから⌢⌓̈⃝⌢ ͔⌔̎⃝ ͕ ⸌◦̈⃝⸍ ◡̈⃝ ᵋ̈⃝͚

トマトとチョコレートのテロワール

また面倒なこと言い出しましたけど( ‾᷅⚰‾᷄ )w

テロワール(Terroir)とは、「土地」を意味するフランス語terreから派生した言葉である。もともとはワイン、コーヒー、茶などの品種における、生育地の地理、地勢、気候による特徴をさすフランス語である。 同じ地域の農地は土壌、気候、地形、農業技術が共通するため、作物にその土地特有の性格を与える。日本語では「テロワール」と片仮名転写してそのまま用いられているが、その作物における「生育環境」とでもいうことができる

少しわん曲した解釈かもしれませんが、トマトの原産はペルー。そこに同じくペルーの大地で育ったカカオのチョコレートを組み合わせて食べていただく。というプレゼンですね。




トマトはジュレにして、チョコレートはタブレットとソース、それぞれに召し上がっていただきました❤︎

意外性、ではなくて、実食していただき、その相性の良さを感じていただくこともできました(•̀ᴗ•́)و ̑̑


ミディトマトの種を取り除いて、塩を振って水分を抜いたトマトカップのゼリーも*♬೨̣̥

そして

マコモパウダーはというと




お茶の香りとも、ヨモギとも捉えられる、青草らしい風味。

なんとなく「和」のイメージかな?ということで試作して出来上がった作品のお披露目となりました٩̋(ˊ•͈ ꇴ •͈ˋ)و



共立てスタイルで、こめ粉とマコモパウダーを加えて合わせたロール生地に!



スチームオーブンでモチモチに焼き上げて、粒あんとホイップクリームを合わせたクリームでロール





求肥餅で包んで、吉野葛とマコモパウダーを加えて炊き上げた葛ソースをかけて◝(๑⃙⃘′ᗨ˂̶๑⃙⃘)◞♡



葛ソースでは、コンセプトを明確に。むしろお菓子にキチンとしたストーリー性を持たせたくて加えたのが、リキュールドゥサパン

モミのアロマ、これをサイプレスのアロマに見立てて加えてみました❤︎

アロマオイルとして使われる「糸杉」のアロマは浄化作用、鎮静効果があると言われています。

マコモの浄化作用との意味合いにおけるペアリング。そんな勢いで作ってみましたが、思いのほかフィット感がすごくて。こちらも高い評価を得ることができました(≧∇≦)



ミディトマト (フルーツトマト) の食べ比べもあり



参加者の皆さまにはお菓子づくりを楽しんでいただきながら



無事に?教室を終えることができました( ´⚰` )
ボクが持ってるのがマコモです。七夕は終わってますので…w











マコモパウダーですが、販売もしているようなのでご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいね~♪♪



動画も有ったので貼っておきます

ボク自身、この様に新しいことにチャレンジできる機会がいただけることにホントに感謝してます。お菓子を通じて、少なくとも今日足を運んでいただいた方々に想いが伝わったのであれば本望です。。


ちなみにですが、マコモのござ。お釈迦様がマコモで編んだ寝床に病人を寝かせて治療されたと言われていることから盆棚の下に敷かれるようになりました。昔からアジア圏では親しまれてきた植物でもあります。

出雲大社の大しめ縄。コレもマコモで編み込まれているのだとか。。

第591回 ペルシュタイムズ 編集後記

さて、Perruche Timesも7号目を迎えました。
よッ めでたいッ! パチパチパチパチ

HERBのこと、牛乳のことをテーマに作った今回、モデルを含む制作チームのある一日とラベンダーファームのことについて編集後記として綴りたいと思います。

あっ、わたくしは編集を担当しておりますヨシダです。



とある日の一日は、毎号撮影を担当してくれるAuracross Photo Delection の前田龍央さんもブログで紹介してくださいました。

http://auracross.net/blog/550/

なぜこんなに「とある日の一日」に注目するのかと言うと
…とっても移動がハードだったからです!

総移動距離 300km以上。
福井県嶺北部だけと言えども、山、町、海、
縦横無尽に走り回ると、それくらいの距離になるようです。
福井市内からだと和歌山県くらいまで。
ありがとう前田さん。よくぞ走ってくれた。

* * * * *

午前中は牛と戯れる写真を撮りに勝山ラブリー牧場へ。
Jocelynはどんな要求も「OK!」と気軽に引き受けてくれるので、
ついついこんなお願いまで。

ヨシダ「両手広げて回って~」
前田さん「それ、バカっぽくない?」
ヨシダ「いや、ぜったい可愛い」



せっかくがんばってくれたんですが、Jocelynは素の状態がほんとうに可愛い女性。
なので、プリンを持って牛と遊んでいる写真をPerruche Timesでは採用。
ごめんね、Jocelyn。

* * * * *

ラブリー牧場での撮影を終え、
次は三国のラベンダーファームへ。

夕陽を背景にふわっとした
いい色具合の写真を撮ろうという計画なので、それまではまだ時間がある。



というわけで、友人にチケットをいただいた
「ウクレレ100人オーケストラ」を聴きにハーモニーホールふくいへ。

3人ともウクレレをちゃんと聴くのは初めて。
想像してたよりウクレレっておもしろい!

ここは撮影とぜんぜん関係ありませんよー。

* * * * *

ハーモニーホールふくいを出て、
高速に乗り、女形谷SAで一服。
昼でもない夜でもないごはんにおそばを食べて、
撮影が終わったプリンで乾杯。



三国の丘陵地にあるMIKUNI LAVENDER FARM。
毎年6月中旬に見頃を迎え、
2015年、今年の満開は6/10だったそう。
撮影は6/14。
とってもいい時期に来れました!

夕方にも関わらず、たくさんのお客さんでにぎわっています。
ラベンダーの蜜を吸いに、みつばちの姿も。

動画 https://youtu.be/6TyzlV54f88
埋め込みコード 


白いつなぎを来た藤井さんが、こちらのオーナー。
広いラベンダー畑をお一人で手入れなさっています。
平成3年にラベンダーの栽培に取り組みはじめ、今年で25周年!






このボックスに住所・氏名を書いて投函すると
翌年、見頃をお知らせするおはがきを送ってくださいます。
400枚ほどをすべて手書き。
これまでお送りした方の名簿もノートに手書きで管理。

そして、畑に足を運ぶと、毎年かわるメッセージボード。
こちらも手書き。

なんともアナログ!
実直なお人柄があふれ出ています。



みなさん、知ってました?
ラベンダーは株を残しておくと、また来年もそこから伸びるって。
だからこうして株だけ残して収穫するんですね。




アロマの世界でも有名なラベンダーオイル。
約7kgの花から、たった30~50mlしかとれません。

銀色のタンクにすこしの水とどっさりラベンダーを入れて
ゆっくり蒸留します。
1回の蒸留に約3時間。
多いときは一日4~5回蒸留するそうです。

フラスコには、オイルと蒸留水が二層に分かれて入っていきます。
黄色の部分が希少なラベンダーオイル。
ラベンダーの種類、時期によってもとれるオイルの量はちがってきます。




蒸留水が2.7リットル溜まったら蒸留終了。オイルと蒸留水ぎりぎりのところで、コックを締め、
最後にオイルだけを取り出します。




まだ、水分がオイル中に炭酸の泡みたいに含まれているので、このまましばらく放置。




そのあいだにタンクの中から煮えたラベンダーを取り出し、その日の蒸留はおしまい。








とっても手間ひまかかっているラベンダーオイル、蒸留水。

こちらのラベンダーファームでは3種類のオイルやラベンダーの花束(時期のみ)などの販売もあるので、気になる方はぜひお手にとってみてください。

10倍に薄めて、からだ・顔・髪にシュッとするといい香りとさっぱり感で爽快な気分に。

カーテンなどのファブリックにもシュッとできます。
無添加だから安心!

さっそく私も使ってみることにします^^







いい具合に夕陽が落ちてきたので、前田さんとJocelynにもうちょっとがんばってもらって
ようやく撮影終了!


ふーッ、夕陽待ちした甲斐あって、とってもいい写真が撮れた!

ありがとうありがとう。m(_ _)m




* * * * * 

Jocelynを自宅まで送り届け
前田さんは帰路につき
わたしはペルシュへ。

いやー、久々にこんなに移動しました。
充実した濃厚な一日でした。

こうしてPerruche Timesは出来上がっていきます。
撮影見学したいという方は、こちらまで。笑
→ perruchetime@gmail.com

それでは、今号のPerruche Timesもどうぞお楽しみください!

Canal Press
ヨシダチナ

✩°̥࿐୨୧

福井の情報を、お菓子とは直接繋がらないとしても、余すことなく紹介できれば。
そんな想いでペルシュタイムズを年4回発刊しています。

地元なのに意外と知らない。目を向ける機会って、灯台下暗しじゃないですけどね、知らないこと多いんですよね。

紙面に。紙に印刷物として落とし込んで配信して。ココもウェブが中心になっている現代との逆行。狙いとしては印刷物としての紙の良さ、目線の動きによる情緒の変化。

もちろん編集から発刊までの苦労話だとか裏話はココで紹介しますけどね(⸝⸝˃̶͈ ૢ ૢ˂̶͈⸝⸝)

是非お手にとってご覧くださいね~♪



ジャージーみるくプリン。こちらも詳しく紹介してます( •̀∀•́ )b
プリンを食べながらペルシュタイムズを読むのが今回のオススメです(⌯˃̶᷄ ⁻̫ ˂̶᷄⌯)♡ww
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Author:手づくり菓子工房 ペルシュ
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