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第560回 苦言

いきなりですが

生乳の国内生産が減る。

日経新聞に掲載された記事の切り取りですが。


いよいよバターの供給量が逼迫した状況に追い込まれてしまいました。


何故なのか?

ボク自身、思いきって乳業メーカーさんを呼び立てて、コトの成り行き、説明義務を問うてみました。

ここで既成事実として

飲用(牛乳等)と加工用(バター、チーズ、脱脂粉乳等)の取引価格の落差。

設備投資費用負担増。
子牛一頭当たり5万円、維持費はさらにかかる。エサ代。

TPPに対する不安。

行政に対しての不信感。あるいは対応に対しての冷ややかさ。

原乳を確保できる乳業メーカーさんとしても非常に心苦しい部分。

酪農家さんの保護に関して言えば

自分自身、2008年。スーパー、小売店舗からバターが消えてしまった際に真っ先に嘆願した経緯がありました。

その当時に有った背景を、一般消費者がどれ位知り得たかどうかは知る由もないですが、言うなれば

お米の減反政策

同様です。

牛はもちろん生き物ですから、減らすことが直結する事実は想像に容易いですね。

確か、家畜の飼料用にコメの栽培をしたら助成金がもらえるとか。
そんな政策に耳を疑いました。



スティックケーキ




ベイクドドーナッツ


ペルシュの看板商品としても人気の焼き菓子ですが、バターが欠かせません。

マグロも絶滅危惧種に指定されたのはつい最近のこと。


チョコレートの原料、カカオ豆も同じく逼迫した状況に追い込まれます。

バニラも危機的状況です。

全てが。

一次産業と呼ばれる全てのものが失われつつある事実。

決してこのような事実をこの場で公表してもペルシュとしてのメリットはありません。

それでも訴えたいのです。

食の大元になる

農業、畜産、水産。全ての一次産業の現状を。

それらの恩恵ありきでお菓子をつくることが出来ている我々お菓子屋にとってもとても大きな問題ですし、守って行かなくてはいけないところです。

関税の安い原料が入ってくれば、必ず起こりうるカラダへの弊害。つまりアレルギー。


ヴィーガンももっぱら今の時代のトレンドですが、一次産業を擁護する意味合いよりも自身の保全として広まっている現状を残念に思ってしまいます。

もちろん全てがそうではないと思ってますが、

何故の有機農法なのか。

自然との調和や共存、もしくは

「搾取するため」のそれなのか。




ココナッツオイル。

今巷で注目を浴びているもので、バターとは違った視点でも使えないかと思い、試作してみようかと思いますが、、、




クグロフマロン

バターの概ね半分をクルミオイルに置換して仕込んだ、ソフトなパウンドケーキ。

試作の時に全量をクルミオイルにしてみましたが、バターのコクと旨みのそれとも違いました。

欠かせない存在です。


安い輸入バターが入って来るであろう事に危惧感を抱いています。

安全なのかどうか?
安心して食べられるのかどうか?

適度な節度ある食の嗜み。

いろんな意味で問いかけをしてしまいました。。。
でもやはりキチンと実情を知っていただき、今後の食の在り方を考えていただける機会になったのであれば幸いです。




爬虫類ダメな方は控えて下さい。。。

Layne Staley,

ボク自身、スゴく影響を受けたヴォーカリストです。

、、、こう、後世に残して行くべきを失うことに苦言です。。。






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Secre

No title

福井県にも色々な自然もあり、色々な団体さんが自然保護と言うことで
又、色々的な活動をしています。近場で言えば、敦賀市に有名な湿地帯が
あります。一時は、大阪のガス基地の建設予定地に指定され、又々、色々な
団体さんが活動され中止になった事を思い出します。
自然保護、自然保護と言い、訴えますが、その湿地帯の近隣に生活されている
たくさんの住民さんが、一次産業である田んぼでお米お造り、土手の草も刈り
道路の維持管理もされているからこそ、団体さん達が訴えている自然保護の
地域が有るのだと、田んぼをしているオンチャンに聞いた事があります。
その人曰く、今の若い衆は田んぼを継承しなくなってきているから、色々な、
団体さんが訴えている自然も崩壊するであろうと、、、、、。
只今、異常気象、そして人間も異常化してきて居る見たい!。
                            by としちゃん

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