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第570回 バレンタインをパフュームから構築する

Project ALICE
from Alice in wonderland

この物語のオチを一言で言えば
「白昼夢」である。

物語の中で
時間、昼夜の描写はほぼ皆無であることが作者の狙いであるかどうかはさておき

あまりにも有名な話にもかかわらず

意外にも全貌を語れる人はいない。

何故なのか?

そもそも非現実的が懇々と描かれている不思議の世界。

老若男女問わず、描写のみが残像として記憶に刻まれている。

非日常に誘なう、ショコラの魔力に

記憶にとって重要な前頭葉に訴えかける、香りの情景が浮かんでくる。

ショコラを食べる。

という、行為は夢の中へといえば少々大げさかも知れないが

味覚を通じて、または噛みしめるといった咀嚼を通じて

感情は夢見心地

実態はリアリティの状態。

アロマを通じて、情景を思い描きながら世界観を感じる。

奇しくもセンセーショナルなショコラたち。

浅い眠りの中で
チャプターそれぞれにつながりのない。夢特有な状態。

起承転結を一切無視した特異な展開。


シチュエーションは外
屋外
夢を「狭間」と捉えれば、あまりにもぼんやりとしそうだが

敢えて言うなら

実態のないリアリティ。。。

記憶には必ずあるけど、なんだか、なんだったっけ?
、、、のような

捉えどころのない
印象のパフュームが全体を支配しているのだろうか?

そこで

chase
encounter
drink,or bite
conversation
a game
judgement

物語を6個のチャプターに振り分けて、自分なりに解体してみた

chase





追いかける。ウサギの穴に飛び込む場面。
退屈な毎日からの脱却。若しくは新しい始まりへの渇望。なのであろうか?

未知に飛び込む。ということは決して容易ではない。





encounter

いろいろな動物に遭遇するのだが、活路を切り開こうとする意欲

自身の二面性をコントロールする。あるいは動物が相手である、という前提で相手を見下す。とも見える。厭らしいような気がしてしまう。

drink or eat
少女が物語の中でその都度何かを飲んだり食べたりすることで、

自身の大きさを30cm~自在に変化させることがしばしば描写されている。

特に子どもであるが故に摂取するものがお菓子だとか、紅茶だとか、はたまた自身にとって未知なるものを体内に吸収することで変化するのか、それとも変身願望なのか?

今回の食というアプローチから考えれば

いちばんの見せ場なのかも知れない描写でもある。



conversation

会話。
そもそも動物との会話自体ありえないと言えばリアリストなのでそれまでなのだが、

自己主張と利己的な情景の描写が読み取れる。
会話のシーンの全体像としてもそんな印象が色濃く感じられる。

a game

panichement,罰則とも悩んだのだが、クリケットゲームにおいての秩序のなさ。

駆け引きのやり取り。不公正。よもやあざとさなんだろうか?

そして物語自体も徐々に視点を子どもの感情から、オトナと呼ばれる秩序の中へと誘いだしていることに気づく。

judgement

最後はなぜか裁判の場面なのだが、

やはりここでも不条理がまかり通ることに対しての苛立ちを描いたような気がしてならない。

薄っぺらい心情の変化は表裏一体とも汲み取れる。

それを敢えてトランプのカードに表現したのでは?

全体的に感じる印象は

これはそもそも子ども向けに描かれたストーリーなのかどうか。ということである。

若しくは

純粋な想いでこの物語を読み解けないオトナと呼ばれる読者への謎掛けに過ぎないのか。

いずれにしてもモヤモヤとした感情を植え付けられたのは間違いない。


このキャプションを基に

横山さんがセレクトしてくれたパフューム。





全体の印象…Nostalgie、懐古、追憶、胸がぎゅっとなる。瑞々しさの微塵もない乾いた香り。

chase…幼児性のぎりぎり残る危なっかしい香り。思春期みたいな。

encounter…混乱の香り。戸惑う、どちらか知りたいのに、見つけたいのに、決まらない。

drink,or bite…衝動。直球の欲を刺激する香り。

conversation…真実は(生の心は)裏に。な、香り。綺麗に見える→見せる。を既に知った後の人へ。

a game…動悸の香り。今、妖しさを目の前にして緊張している感じ。

Judgement…the End..........?の香り。輪廻。終わり≒始まり。全体の印象の香りへ繋がるような。


香水のブランド名を明かす事は出来ないのが残念ですが

上記のような意味合いを持つ

パフュームのセレクト。




ムエットに香を移していただきました。



ひとつひとつをていねいに説明していただきました



ヤチヤナギ

物語の冒頭、眠りに落ちて不思議お話しの世界に入っていったのは、辺りに生えていたこのヤチヤナギのせいだったとかなんとか。

このハーブの香りは眠りを誘うとかリラクゼーション効果があるらしく…

全体のイメージ~白昼夢~に合いそうだなと。


横山さんがいろいろ調べる中で見つけたそうです

ヤチヤナギについてのリンクです。コチラからどうぞ

のちに反映されることになります。この香をイメージしてショコラに仕上げることになりそうです。





あまりにも長い今回の旅?は一旦ここまでにします。

このキャプションを書き綴る中で

湧き上がったイメージはもっぱら

ホラーでもあるかと。

かろうじて白ウサギのチョコレートを画像で使用したぐらい(〃д〃)ww

こんなんで大丈夫か?

to be continued



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