第613回 ぶんかサロン

塩善茶舗さんとのおつきあいで、そもそも一番最初にあったオファーが、今回のぶんかサロンの依頼だったのです。
釜炒り茶の味わいに惚れ込んだボクが、どうしてもこのお茶を余すことなく遊んでやろう。という勢いで作成したのが、上記の画像。
お茶の葉を開かせるために、高純度アルコールに一晩漬け込みます。
お茶の味わいにフィットするリキュールが特になかったために、アルコールとなりましたが。。

翌日、抽出したアルコールを取り出して、無味無臭のオイルに移します

湯煎して、アルコール分を飛ばし、使用します
フレーバーオイル。前々から興味があり、どうやって使おうか?などと模索していた折、ひらめいた手法です(≧∇≦)


釜炒り茶を熱いお湯で抽出。
濃いめに出したら、熱を抜いておきます

泡立てた卵黄に、釜炒り茶のオイルを加えて

冷ました茶液を加えます

小麦粉を合わせてよく混ぜ合わせて

茹で小豆を加えたら、メレンゲと混ぜ合わせ

釜炒り茶のシフォンケーキの完成です!

香りたつ程度、浅めにローストしておいた、くるみとココナッツ

はちみつ、メープルシロップを加えて

刻んだデーツ、オーツ麦

釜炒り茶のオイルを加えて、150度のオーブンでこんがりするまでローストします

釜炒り茶のグラノーラ
噛みしめるとココナッツとくるみの甘みのあとに、かすかな余韻としてお茶の味わいが漂う。
そんな味わいです(≧∇≦)

ハーモニーホール
大ホールで、指揮者、飯盛範親さんのお話と、オルガン奏者、山本真希さんの演奏後にスイーツタイムとして提供するお茶菓子をセッティング

ロールケーキは、蒸し焼きした豆乳入りのふんわりしっとりのベースに、煎茶を前日に「水出し」のスタイルで、液状の生クリームに漬け込んだものを、翌日裏ごしてホイップしたものをロールしました。
トップには、小豆パウダーを合わせてテンパリングしたミルクチョコレートをかざって。
来場の参加者さまが着席されるタイミングに合わせて、塩善さんの釜炒り茶が注がれたのです。

釜炒り茶とコラボさせた限定アイテムを含む、5アイテムを販売するカタチで陳列させていただきました
交響曲第3番ハ短調 作品78「オルガン付き」/サン=サーンス
当日演奏の曲目のひとつ
ココから、塩善さんと「どうする?」のイメージを膨らませ、懐古的というテーマに落ち着きました
画像は有っても公開しませんがw お菓子とお茶を召し上がっているみなさまの前でカンタンなトークをさせていただきました;^_^A
懐古的というテーマに沿って、落葉のイメージをチョコレートで表現しました。などという説明はスッ飛んだボクに対し
塩善竹内さんは、キッチリと釜炒り茶が現在の蒸し茶の「前身的」であること。その背景は、釜炒り茶の素朴さから、一転して蒸製の青さの出現で構図がかわっていったのです。釜炒り茶葉は日常茶の原型の意味合いが強い。懐かしい味わいですと、ナイスなトークで締めくくっていただきました\(//∇//)\
と、まあこんな感じで、またひとつ勉強になりました。
与えられたテーマ以上のことを何かしらのカタチに落とし込んでいく。右脳をフル回転で妄想させることって、ホント楽しいです(≧∇≦)
お月見茶会の模様をまとめた記事もご覧いただけると、より釜炒り茶なども深く理解していただけるかと思います

釜炒り茶は塩善茶舗さまにて購入可能です(⸝⸝˃̶͈ ૢ ૢ˂̶͈⸝⸝)
塩善さまのページへはこちらから♪
The Doors - Break On Through (To The Other Side) - Promo Video 1966
ボクにとっての懐古的(๑′ᗨ‵๑)੭
スキなんです(≧∇≦)ラモーンズとかも♪←イヤ、誰も聞いてないってww
フレーバーオイル。次に繋がるアイテムです。覚えておいてくださいね~
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