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嬉し楽しスイーツ (第684回)


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先日、写真映えするスイーツの記事依頼があり、オファーを受理するか悩んだ末、承諾したお菓子がこちら。

周知?の通り、見た目ビジュアル重視が過ぎる奇抜なデザインは基本受け付けないタイプなのですが、ちょっとした危機感というか、危惧している事がじわりじわりと想いの中で強くなってきているのです。

前回のブログでも触れたのですが、ハッピーの要素が近年希薄化している事

大きな一因として一次産業、つまり農業や畜産業(酪農)とは特に密接に繋がっている、お菓子の業界。

一次産業の現場では、担い手の減少や高齢化による資源の減少。生産コストや収益性について深刻な悩みを抱えています。
それらの現実に対して表面化してこない事象を掘り起こしたり、微弱ながら支援すること、警鐘を鳴らすこと、ささいなことでも何らかのアクションは常に起こしていないといけない。


ただそれって重たいんですよね。
興味が向かなければ、直接起因してこない対岸の火事みたいな。

だからと言って、アクションを止めるわけではなくて、むしろきちんと続けたい。そこに対してはこれからボク自身、何のブレもないのですが。

それよりも、ケーキ屋としての責務、見る楽しみ、選ぶ楽しみ。ワクワクするような空間。

マナラ、ニッセについて触れたブログの回でもチラっと言いましたけどね

そんな折、年末年始に撮影や取材のオファーが舞い込んできました。

キホン、自分で想いの丈も写真も全部自分で撮りますから。なんて感じでお断りすることがほとんどでしたが、外からの声を聞ける絶好の機会だ。そう思って快諾させてもらいました。


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ひとつ目はこれ。
スチームオーブンで取材のものを焼成しているのを見ている、の一コマ。
焼きあがるまでの工程をロジカルに説明して、なるほどなるほど。なんて場面。

お菓子の製作のきっかっけを聞かれると、口に出して自分の想いを言霊にして、だと大袈裟ですけどね、言葉に出すと、自分の考え方がきちんと整理できるんです。思い入れとか。

酒からカステラが、月刊ウララさんにて掲載されます。テキストも写真もすごく綺麗に仕上げてもらえました。
ぜひ誌面で確認してくださいね。


それからもうひとつが、冒頭で紹介したシューのやつ。

見た目のインパクト、不思議さ、見たことあるような?いろんな憶測ができるものって楽しかったりする。

撮影のカメラさんも、記事のライターさんも、興味を持ってくれたのが嬉しかって。
ライターさんに限っては、本当に嬉しそうにそのお菓子を頬張る姿にボク自身、嬉しくなりました。


商品タイトルについて聞かれた時も、いやー、シンプルにパリブレストショコラかなぁ?(オム)ってつけたいんですけど。

バレンタインシーズンに敢えてハートではなく、スペードを乗せて男性らしさを強調しようとしているか。そんなのもあって(オム)推しなんですけどね。

スペードって、もともとスピアー(spear)が由来だ。って聞いたこともあって、シンプルにカッコいいシンボルだって思ってるんです。

これは2月1日発刊予定のle coupleさんで紹介予定です。
店頭に並べるのはそれに合わせて。って予定してます。



めっちゃベタベタなメタルブッコミ、キター!

シンプルな構成、というのは間違いないスキルに裏付けられてのこと。
もうリリースされて30年は経ったんじゃね?それを今も変わらずプレイできることもすごいと思うし、絶対的完成度。今見直されている、古典菓子の進化も、あながち同じようなことに感じます。

あ、このバンド絶対影響受けてんじゃん。みたいな。
味覚の記憶も同じ。どこかでやっぱりベースの、土台の部分ってこれなんだろうなー。って。

見た目の面白さ。デコラティブではなくともできる表現の幅を広げていきたいものですね。
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